【広島市南区】胃もたれや胃痛に効く漢方薬とは?胃腸を整える生薬を詳しく解説

コラム

【広島市南区】胃もたれや胃痛に効く漢方薬とは?胃腸を整える生薬を詳しく解説

2026.05.01
【広島市南区】胃もたれや胃痛に効く漢方薬とは?胃腸を整える生薬を詳しく解説


食事のあとに感じる重苦しさや、ふいに襲ってくる胃の痛み。

胃の不調は、体の中心であるだけに思った以上に日常生活へ影響を与えます。

食欲が湧かず、無理に食べても胃が重い。

そんな状態が続くと、栄養不足や疲れやすさにもつながってしまいます。

市販の胃腸薬で一時的に症状を和らげる方法もありますが、根本的に胃の働きそのものを整えなければ、同じような不調を繰り返しかねません。

そこで役立つのが、漢方の視点です。

漢方では胃の不調を「気」「血」「水」のバランスの乱れとしてとらえ、単に痛みや不快感を抑えるだけでなく、胃腸全体の働きを整えることで体質から改善を目指します。

今回は、胃もたれや胃痛に役立つ生薬の働きと、どのように選ぶべきかを詳しく解説します。

胃もたれや胃痛は「気の停滞」と「冷え」「弱り」が関係する

漢方では胃腸は「脾胃(ひい)」と表現され、食べたものを消化吸収し、全身にエネルギーを巡らせる源とされています。

この働きが弱まると、胃もたれや胃痛といった症状が現れやすくなります。

とくに、ストレスや疲労が積み重なると気の巡りが滞り、胃の働きが低下します。

さらに、冷たい飲み物や生ものの摂りすぎで胃が冷えると、消化力が落ち、胃痛や食欲不振の原因になります。

加えて、胃の粘膜を養う「血(けつ)」が不足することで胃壁が敏感になり、痛みや違和感を感じやすくなるケースも見られます。

こうした複数の要素が絡み合って胃の不調を招くため、体質に応じたケアが大切です。


胃腸を整える生薬の働き

漢方薬は生薬の組み合わせによって体に働きかけます。

胃腸の不調に対して使われる生薬には、それぞれ異なる役割があります。

ここでは、代表的な生薬の働きをご紹介します。

半夏(はんげ)

胃内の水分バランスを整え、胃もたれや吐き気に効果を発揮します。

胃の中に余分な「水(すい)」がたまっているときに使われることが多く、消化機能を正常に戻すサポートをします。

茯苓(ぶくりょう)

水分代謝を促しつつ、胃腸の機能を支える生薬です。

消化不良による胃の重さや、胃痛にともなうむかつき感の改善が期待できます。

ストレスによる食欲低下にも役立つ生薬です。

黄連(おうれん)

胃の熱を冷まし、痛みや炎症を鎮める働きがあります。

特に、刺激物の摂りすぎやストレスで胃が熱を持っているときに効果的です。

甘草(かんぞう)

痛みを和らげる作用があり、多くの胃腸系漢方に配合されています。

胃の粘膜を保護しつつ、胃痛や痙攣の緩和に役立ちます。

乾姜(かんきょう)

体を内側から温め、胃腸の冷えを改善します。

冷えによる胃の不調や、温かいものを食べたときに症状が楽になる場合に用いられる生薬です。

症状別に見る漢方のアプローチ

胃の不調と言っても、症状や体質によってアプローチは異なります。

生薬の選び方はもちろん、処方全体も変わってきます。

ここでは代表的な症状別に漢方の考え方をまとめます。

胃が冷えて痛むタイプ

冷たいものの摂りすぎや、体質的に冷えやすい方は、胃が冷えて痛む傾向があります。

食後や寒い季節に症状が出やすくなるのが特徴です。

おすすめ:呉茱萸湯(ごしゅゆとう)

胃を温めて痛みをやわらげる処方です。

乾姜や呉茱萸が体の内側から温め、胃の血流を促します。

食べ過ぎで胃がもたれるタイプ

ついつい食べ過ぎてしまい、胃が重く苦しくなるタイプです。

脂っこいものや甘いものを好む方に多く見られます。

おすすめ:平胃散(へいいさん)

余分な湿気を取り除き、胃腸の働きを助ける処方です。消化を促しながら、胃の重さを軽減します。

ストレスで胃が痛むタイプ

精神的な緊張が胃に影響し、痛みや不快感が出るタイプです。

胃がキリキリする、胸がつかえるような感じがする方に向いています。

おすすめ:半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)

ストレスによる胃の乱れを整え、胃の痛みや吐き気をやわらげます。

胃の水分バランスも調整します。

胃が弱って消化力が落ちているタイプ

慢性的に胃が弱く、少し食べただけで胃もたれしやすい方です。

疲れやすく、食欲が出にくい場合も多く見られます。

おすすめ:六君子湯(りっくんしとう)

胃腸の働きを底上げし、消化吸収力を高める処方です。

エネルギー不足による胃の不調に効果が期待できます。


胃腸を守る日常習慣も忘れずに


漢方薬とともに、胃腸の負担を軽減する生活習慣を整えることが大切です。

日々の小さな工夫が積み重なることで、胃の調子は着実に整っていきます。

食事はよく噛んでゆっくり食べる

消化を助ける基本はよく噛むことです。

胃への負担が減り、消化吸収がスムーズになります。

冷たい飲み物を控える

胃腸を冷やす冷たい飲み物や氷入りの飲料は控え、常温か温かい飲み物を選ぶようにしましょう。

食べ過ぎを避ける

腹八分目を意識して、胃に負担をかけすぎないよう心がけましょう。

間食を減らすことも効果的です。

ストレスを溜め込まない

精神的な負担は胃に直結します。

適度にリフレッシュする時間を作ることが、胃の健康にもつながります。


胃腸を整える生薬の力で、不調の根本改善を目指す

胃もたれや胃痛が続くときは、単なる食べすぎや体調不良だけでなく、胃腸の働きそのものが弱っているサインと考えられます。

漢方では、生薬の力を借りながら、体質に合わせて胃腸のバランスを整えていく方法がとられています。

半夏や茯苓、乾姜といった生薬は、それぞれが異なる角度から胃腸の働きを支え、症状の改善に役立ちます。

自分の症状や体質を見極めながら適した処方を選ぶことで、胃の不快感から解放される日が近づきます。

焦らず、日常のケアと漢方を組み合わせながら胃腸を労わる習慣を続けましょう。


広島市南区宇品御幸の「スマイル薬局」


スマイル薬局は、平成5年に広島市南区宇品で開業し、地域の皆さまに支えられながら32年目を迎えることができました。

32坪の店舗中央に坪庭と広いサロン、両側には滝流れが見える示室を併設し、心の癒しを大切にした漢方相談薬局を目指しております。

当薬局は、ただ薬をお渡しするだけではなく、一人ひとりの体調や生活習慣に寄り添い、漢方薬やサプリメントのご提案、さらには食事や生活習慣のアドバイスを通じて、健康を根本から整えるお手伝いをしています。

「なんとなく調子が悪い」「原因がわからないけれど辛い」といった曖昧な体の不調でも、ぜひ一度ご相談ください。

スマイル薬局が大切にしているのは、お客様の「夢」を応援することです。

大きな目標を持つ方も、日常をもっと笑顔で過ごしたい方も、夢の形は人それぞれです。

どんな夢であっても、それを叶えるには健康な心と体が欠かせません。

体が整えば、心も軽やかになり、夢に向かう一歩を踏み出せるようになります。

当薬局は、漢方の力を活かして、お客様の夢や目標をそっと支える存在でありたいと思っています。

スマイル薬局

TEL:082-253-9383

住所:〒734-0015 広島市南区宇品御幸3丁目1-6

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