【広島市南区】理由のない不安感には漢方が有効?心を落ち着かせる生薬をご紹介

ふとした瞬間に感じる理由のない不安。
特にきっかけもないのに、胸のあたりがざわついたり、落ち着かない気分が続いたりすると、自分でも戸惑ってしまうものです。
「気にしすぎかもしれない」「そのうち治まるだろう」と思いながら過ごしているうちに、不安が慢性化してしまうこともあります。
不安感にはストレスや過労、生活リズムの乱れなどさまざまな要素が関係しています。
しかし、検査を受けても異常が見つからない場合が多く、どこに相談すれば良いのかわからず悩む方も少なくありません。
こうした理由のわからない不安感に対し、漢方は体と心のバランスを整えるという考え方でアプローチします。
特に生薬の力を活用して、緊張をほぐしたり、内側から気持ちを落ち着けたりすることができるのが特徴です。
この記事では、日常に取り入れやすい「心を落ち着かせる生薬」に焦点を当てながら、不安感に悩む方に向けた漢方の活用法を詳しくご紹介します。
理由のない不安感は「体のサイン」であることが多い
理由もなく不安な気持ちになると、「自分が弱いのかもしれない」と責めたくなります。
しかし、実際には体が発している不調のサインである場合が多く、決して気のせいではありません。
漢方では、不安感は「心(しん)」という臓腑が乱れることで起こると考えます。
心は単に感情を司るだけでなく、全身の血流や気の巡りとも深く関係しており、疲労やストレス、睡眠不足が重なるとその働きが鈍くなります。
結果として、心が安らがず、原因のわからない不安が生まれてしまうのです。
また、精神的な負担だけでなく、体力の低下や血の不足も不安感の引き金になります。
たとえば、季節の変わり目や疲労がたまったときなどに気分が落ち込みやすくなるのは、こうした身体の状態変化が関わっています。
心を整える漢方生薬の働き

漢方薬は複数の生薬が組み合わさって構成されており、それぞれが役割を担いながら体の調和を図ります。
不安感をやわらげる目的で使われる生薬には、心身を穏やかにする働きや、気血の巡りを整える効果が期待できます。
ここでは代表的な生薬を紹介します。
酸棗仁(さんそうにん)
漢方における精神安定の代表的な生薬です。
不安感や緊張、眠れないときにも使われ、心の興奮を鎮めてくれます。
ストレスがたまって寝つきが悪くなる方にもなじみやすく、心身の緊張をほぐしながら自然な眠りに導いてくれます。
茯苓(ぶくりょう)
体内の余分な水分を排出しながら、心の不安定さを和らげる働きがあります。
水分代謝の乱れは精神面にも影響を与えるため、むくみがちな方や胃腸の不調を抱えている方にもおすすめです。
気持ちを落ち着ける効果もあり、精神面のサポートとして重宝されています。
遠志(おんじ)
考えすぎて気持ちが高ぶりやすい方に適しています。
思考の巡りを整えながら、記憶力や集中力を助ける作用があり、不安やモヤモヤした気分に働きかけます。
心の不安定さを感じたときに力強い味方となる生薬です。
竜骨(りゅうこつ)・牡蛎(ぼれい)
自然界の鉱物由来で、鎮静作用に優れています。
特に緊張が強いときや不安感がピークに達したときに役立ち、精神的な動揺を静めます。
突然の不安や胸のざわつきが気になるときに頼りになる生薬です。
黄連(おうれん)
体にこもった熱を冷まし、気持ちの高ぶりを抑える働きがあります。
寝苦しさやイライラ感、不安感が強くなったときに有効で、心火(しんか)と呼ばれる余分な熱を鎮めてくれます。
生薬の組み合わせでより効果を引き出す
漢方では、単独の生薬ではなく複数を組み合わせることで、それぞれの働きを補い合いながら全体のバランスを整えます。
たとえば、酸棗仁が中心となる処方に茯苓を組み合わせることで、精神安定とともに水分代謝の改善が期待できます。
遠志や竜骨を加えることで、気持ちのざわつきにも幅広く対応できるようになります。
こうした組み合わせによって、単なる不安感の緩和にとどまらず、体調そのものの底上げを図れるのが漢方の強みです。
体と心の両方から穏やかにサポートする処方が多く、日常に無理なく取り入れられるのも特徴の一つです。
不安感をやわらげる日常習慣も意識する

漢方薬や生薬を取り入れるだけでなく、日常生活の中で不安感をやわらげる習慣を持つことも大切です。
体と心は密接につながっているため、日々の積み重ねが改善への道筋となります。
規則正しい生活リズムを保つ
寝る時間と起きる時間をなるべく一定にし、体内時計を整えることで心の安定にもつながります。
ゆったりとした深呼吸を取り入れる
不安を感じたときは、意識的にゆっくりと呼吸をすることで緊張がやわらぎます。
1日数回でも良いので取り入れてみましょう。
ぬるめのお湯で入浴する
熱すぎないお湯で体を温めることで副交感神経が優位になり、リラックスしやすくなります。
スマートフォンの使用を控える
寝る前のスマートフォン使用は脳を刺激しやすく、不安感が強まる原因になります。
就寝1時間前からは使用を控えましょう。
不安感は「整えることでやわらぐ」サイン
理由のない不安感に悩む日々は、精神的なつらさだけでなく、身体にも少しずつ負担を積み重ねていきます。
しかし、漢方の視点から見れば、その不安は「体と心のバランスを整える必要がある」というサインとして受け止めることができます。
心を落ち着かせる生薬には、それぞれの役割があり、不安感を感じたときにやさしく支えてくれます。
酸棗仁や茯苓、遠志といった生薬は、心身の不調を穏やかに整え、原因がはっきりしない不安感にも寄り添う存在です。
焦らずに自分のペースで体を整えながら、毎日の暮らしの中に少しずつ変化を取り入れてみましょう。
広島市南区宇品御幸の「スマイル薬局」

スマイル薬局は、平成5年に広島市南区宇品で開業し、地域の皆さまに支えられながら32年目を迎えることができました。
32坪の店舗中央に坪庭と広いサロン、両側には滝流れが見える示室を併設し、心の癒しを大切にした漢方相談薬局を目指しております。
当薬局は、ただ薬をお渡しするだけではなく、一人ひとりの体調や生活習慣に寄り添い、漢方薬やサプリメントのご提案、さらには食事や生活習慣のアドバイスを通じて、健康を根本から整えるお手伝いをしています。
「なんとなく調子が悪い」「原因がわからないけれど辛い」といった曖昧な体の不調でも、ぜひ一度ご相談ください。
スマイル薬局が大切にしているのは、お客様の「夢」を応援することです。
大きな目標を持つ方も、日常をもっと笑顔で過ごしたい方も、夢の形は人それぞれです。
どんな夢であっても、それを叶えるには健康な心と体が欠かせません。
体が整えば、心も軽やかになり、夢に向かう一歩を踏み出せるようになります。
当薬局は、漢方の力を活かして、お客様の夢や目標をそっと支える存在でありたいと思っています。
スマイル薬局
TEL:082-253-9383
住所:〒734-0015 広島市南区宇品御幸3丁目1-6