こんな症状はありませんか?
頭部の痛み
- 頭痛
- 耳鳴りによる痛み
- こめかみの痛み
- 目の奥の痛み
- 耳の痛み
- 鼻の痛み
口腔・顎の痛み
- 歯ぐきの痛み
- 顎の痛み
関節・骨の痛み
- 関節の痛み
- 膝の痛み
- 腰の痛み
- 肩の痛み
- 指の痛み
- 股関節の痛み
腹部・消化器系の痛み
- 腹痛
- 排尿時の痛み
- 胃の痛み
全身・その他
- 後鼻漏
- 体臭
- がん
- 認知症
痛みとは
体に感じる痛みにはさまざまな種類があります。
頭痛、腰痛、筋肉痛、関節痛、神経痛、月経痛など、人によって痛みの部位や感じ方は異なります。
漢方では、痛みの原因を「不通則痛(ふつうそくつう)」と「不栄則痛(ふえいそくつう)」という二つの考え方で説明します。
「不通則痛」は、気や血の流れが悪くなることで痛みが起こる状態を指します。
一方、「不栄則痛」は、体に必要なエネルギーや栄養が不足していることが原因の痛みです。
中でも、しびれを伴うようなリウマチや坐骨神経痛、五十肩といった慢性的な痛みは「痹証(ひしょう)」と呼ばれます。
これは気血の流れが塞がれてしまい、通りが悪くなることで発症すると考えられています。

体の痛みと漢方
漢方医学では、体に慢性的な痛みが現れる原因を「気・血・水」のバランスが崩れた結果だと考えます。
気はエネルギー、血は栄養、水は体内の水分を指します。
この三つが正しく巡らないと、痛みや不調が現れやすくなります。
特に、血液の流れが滞ることで冷えやコリが生じ、さらには水分の巡りが悪くなるとむくみやしびれが現れることがあります。
漢方では、これらの原因を取り除くために、全身のバランスを整えるアプローチを取ります。
体を温めて血行を促進し、気血の流れをスムーズにすることで自然治癒力を高めて痛みを和らげるのです。
よくあるご相談
耳の不調
耳鳴り
耳鳴りには、自分だけが感じる「自覚的耳鳴り」と、周囲の人にも音が聞こえる「他覚的耳鳴り」の二種類があります。
多くは内耳の問題が原因で、「ピー」という高音域の耳鳴りが起こります。
また、耳垢の詰まりや中耳炎が関係している場合もあります。
耳がつまる感じ
耳がふさがったような感覚を「耳閉感」と言います。
外耳では耳垢や水の溜まり、中耳では耳管狭窄症や滲出性中耳炎が原因となることがあります。
内耳の場合は突発性難聴やメニエール病の発作が関係している可能性があります。
聞こえにくい
徐々に聞こえにくくなる場合、加齢による老人性難聴や慢性中耳炎が原因として挙げられます。
一方、突発的に聞こえなくなる場合は突発性難聴や耳管の問題が疑われます。
肩の不調
肩の痛みの原因
肩の痛みやこりの原因には、次のようなものがあります。
- 長時間同じ姿勢を続けることや猫背による負担
- 日常のストレスや緊張で筋肉が硬直すること
- 冷えによる血流の悪化
- 病気やケガが関係するケース
考えられる病気
五十肩(肩関節周囲炎)
肩周辺の腱や関節包が炎症を起こし、痛みを生じます。
腱板断裂
肩の酷使や加齢により腱が損傷して起こります。
石灰沈着性肩関節周囲炎
肩の関節周辺にカルシウムが沈着し、激しい炎症が起こります。
鼻の痛み
鼻の痛みの原因
鼻の奥がツーンと痛む、または触れると痛みを感じる場合があります。
原因としては、風邪やアレルギー、副鼻腔炎などが考えられます。
考えられる病気
後鼻漏
鼻水が喉に流れ込み、不快感や咳を引き起こします。
風邪やアレルギー性鼻炎が原因となることが多いです。
蓄膿症
副鼻腔が炎症を起こし、膿が溜まる状態です。
鼻づまりや頭痛、ドロッとした鼻水が特徴です。
頭痛
頭痛の原因
気圧の変化による頭痛
天気の悪い日や台風の影響で肩こりや耳鳴りを伴う頭痛が起こることがあります。
月経周期に関連する頭痛
月経前や月経中に起こりやすく、強い頭痛が特徴です。
血流の悪さによる頭痛
寒さやストレスによって血行が悪化し、ズキズキとした痛みを伴うことがあります。
考えられる病気
片頭痛
脈打つような痛みが特徴で、吐き気や光への過敏症状を伴います。
緊張型頭痛
頭を締め付けられるような痛みで、ストレスや疲労が原因です。
群発性頭痛
こめかみや目の奥に強烈な痛みが集中し、涙や鼻水を伴うことが特徴です。
関節の痛み
関節の痛みの種類
膝関節
加齢や体重増加による負担が主な原因です。
O脚が進むと膝に余計な負担がかかり、痛みが悪化します。
股関節
軟骨の摩耗や周囲の筋肉疲労が痛みを引き起こします。
また、先天性の異常が原因の場合もあります。
肘関節
スポーツや日常の酷使によって起こるテニス肘やゴルフ肘が挙げられます。
考えられる病気
関節リウマチ
免疫異常による関節の炎症や変形を伴います。
変形性関節症
関節軟骨がすり減ることで痛みや変形が生じます(膝、股関節、肘など)。